緑区の原田眼科(名古屋市)では、Optos社の広角眼底カメラ(DAYTONA)を導入しております。 非接触、無散瞳で撮影が可能であり、撮影は1回、約0.4秒で完了。 画角200度、眼底の80%以上の領域を撮影できます。200度の超広角眼底観察は多くの網膜疾患の診断、病態理解に大きく貢献します。
また、SLOカラー画像は混濁に強く、眼底カメラで得られなかった眼底情報も把握することができます。得られた画像は拡大する事で詳細な情報を得る事が可能です。
通常の眼底カメラより広角な撮影ができ、患者様に負担をかけないで網膜の病状の把握が容易になりました。大学病院など少数の医療機関でしか日本ではまだ導入されておりません。
【DAYTONAによる撮影と、一般的な眼底写真の比較】
200度という広角撮影が可能となることで、広範囲での診察が可能となります。通常は、30度での撮影となっています。
※上記画像は広角眼底カメラ(DAYTONA)による画像
【症例写真:網膜剥離のケース】
上の画像の中の白い円が通常の眼底撮影の範囲です。網膜剥離は網膜の端から発生することが多く、通常の眼底カメラでは撮影が困難であり、広角撮影で病気の状態の確認、網膜剥離の初期の正確な診断ができます